
単なる見学ではなく、讀賣テレビで日々行われている『天気予報』の現場を見学すること。
それが今回の目的である。
最初に会議室に通され、放送における防災気象情報の位置づけと取り組みのレクチャーを受け、
次にコンテンツ作成の流れや天気原稿作りなどの話を聞く。
そしていよいよ施設見学。
まずは報道部。
これは気象警報など、放送中の画面に速報を流すシステム。

その一つが『緊急地震速報』のシステム。(画面右上の画像)

次に、YTVに気象情報を提供している『ウェザーニューズ社』のセクションへ。
幕張本社から送られてくる情報をここで受信する。

万一のため、バックアップも万全だ。
そのデータを元に様々な気象情報が作成されるのである。

更に普段あまりお目に掛かれない所にも案内された。中継車が置かれたガレージ。


時には中継先から天気予報を放送することもある。
そして最後にスタジオに戻り、リハーサルを見学。

この女性はタレントさんで、気象予報士ではない。
通常はこの横に我々気象予報士がついて、天気予報を伝える。
この後実際の本番を見学し、例会が終了。解散となった。
参加者は一様に、設備やシステムはもとより、
放送局そのものや番組作りというものに圧倒されていたように感じた。
幸い私はこの業界に身を置いているので、若干冷静に見て回ることが出来た。
解散後、局内の知り合いを訪ね、看板気象キャスターと名刺交換したことは黙っておくことにしよう。
たとえそれが、職権乱用と言われようと…