その舞台となった慧林寺に、齋藤監督の案内で行ってきました。

その襖がこちら

全12枚の襖に見事に描かれている梶山俊夫先生の画です。
見る人によって見え方が全く変わりますが、
これは何に見えますか?

私にはユニークな『顔』に見えます。
襖をよ~く見てみると、墨がにじんでいます。

この『にじみ』がさらに味わいを深めています。
強烈なインパクトや爆発的なエネルギーといったものは感じませんでしたが、
時間が経てば経つほど、梶山先生のパワーがじんわりと伝わってきます。
長く見ていても飽きが来ず、穏やかな気分になっていく自分がいました。
この襖と向き合うように、先生の書が掛かっていました。
これまた味わい深い文字です。

そうしてその先の庭を見てみると…

紅葉が見事なコントラストで彩っていました。
さらに帰り際、足元に広がっていたのが、

秋の深まりを感じます。
最後に、
襖をパノラマ画像で繋いでみました。(元写真が歪んでいて、巧く合成できませんでした)