
さて、8/8~10の日程で行って来た富士山リポートを

8日夜にバスで出発したツアーメンバーは、翌朝には富士山南側の登頂ルートである富士宮口に到着。

AM 09:00
準備を整え、いざ出発


歩き始めは砂礫(砂)で、比較的歩きやすい。

AM 09:30
そうこうしている内に、六合目に到着。ここですでに息があがっている。

しばらく休憩したら、次を目指す。
しかしこの六合目~七合目の間が一番距離が長い。




PM 13:15
元祖七合目に到着。


標高も3,000mを超え、ここで心配なのが『高山病』
地上に比べて空気が少なくなるので、当然酸素も薄くなる。
すると頭痛や吐き気をもよおす。
幸い私はまだ大丈夫である。
登り始める前に登山ガイドさんが教えてくれた。
『腹式呼吸』でしっかり呼吸しながら登れば大丈夫だと…
それならお手のもの。
呼吸を意識しながら登り続ける。
八合目に向かうが、呼吸を整えながらでも息があがり、苦しいと感じる。
高山病予防のため、ツアー参加者は『酸素カン』を持参しているが、
私は『酸素タブレット』を選択。
ラムネ状の錠剤を舐めたり噛んだりして摂取すれば、血中酸素濃度を上げる効果がある。
呼吸法とこの酸素タブレットのおかげで、この時点でも高山病の症状はほとんど出ていない。
PM14:50
やがて八合目に到着。


ここにきて、少し頭痛がしてきた。
首の後ろ、後頭部あたりが重くなってきたが、深呼吸すると楽になる。
さてここからが正念場。
いざ九合目に向かうが、勾配がきつくなり、岩や瓦礫が目立ってきた。
足場を確認しながら登るので、これまでのように登頂速度が上がらない。
写真を撮る余裕もなくなってきた。
PM15:45
何とか九合目に到着。さらに上を目指し、この日の宿(山小屋)に向かう。

PM17:00
登り始めて8時間。九合五勺の宿に到着。(宿の名前に注目『胸突山荘』)

到着後食事を摂り、山頂を目指すために仮眠を取る。

布団一枚に付き二人で寝るスペースしかない。
しかし疲れている身には、体を横たえ、足を伸ばせるのが有難い。
さぁ、明日は頂上だ
山頂編に続く…