今日はその予選が行われます。(鈴鹿付近は午後雨脚が強まる予想)
それと合わせるように昨日上映が始まった『アイルトン・セナ -音速の彼方へ-』
早速観に行ってきました。

少し甲高いあの声、少しはにかんだ様な表情、そして憂いを含んだ瞳…
早いものであれから16年。すべてを思い出した。
当時は特に応援しているつもりはなかったが、
ヨーロッパ貴族のスポーツに、ブラジルから乗り込んで行った青年が台頭してきた時、
サーキットだけでなく、政治的な争いにも翻弄され、
それでも一人戦っている姿に共感した。
映画は彼のF1での歩みを追いかけ、最後の瞬間まで続く。
ラストに近づくにつれ、胸がざわめくのが分かる。
あのグランプリ(サンマリノGP)は何かがおかしかったのだ。
フリー・プラクティスで、ルーベンス・バリチェロがシケインの縁石に乗り上げ、
ウォールに激突。
幸い鼻の骨折だけで済んだが、悪夢は続く。
予選では、トップスピードの出る場所でローランド・ラッツェンバーガーが帰らぬ人となった。
近代F1において死亡事故はなかったのだが、例外を作ってしまった。
そして決勝当日、その時がやってくる…
サーキットには'94以降足を運んでいないが、
'93の日本GPで、彼の日本での勝利を見られたのが何より嬉しかった。
まさかそれが日本での最後の勝利になるとは思いもしなかった。
自宅には、放送されたもの以外にもセナの映像があり、
文字通り擦り切れるほど見たものだ。
これを機にまた見てみようと思う。
公式サイト→アイルトン・セナ -音速の彼方へ-
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