我が国では原発の問題が収束するどころか、
新たな問題が続出し、一向に終わりが見えてこない。
そんな中、国内はもとより諸外国からは義援金や支援の手が差し伸べられている。
非常に有り難いことである。
ところがどうだ。
我が国の政治家と言ったら、
やれ首相の発言が揺れているだの、政権政党の対応がマズイだのと
個人や特定の対象を責め立てるばかりで、誰も彼も具体的な対応策を取っていないように感じる。
今この時こそ全政治家が音頭を取り、日本という船を復興に導かねばならない時ではないのか。
誰かの揚げ足を取ったり、個人の責任を問うたり、
そんなことより、被災者の方が一刻も早く仮設住宅に入居出来るようにするとか、
避難所生活を早く切り上げられるように尽力するとか、
少なくとも、現状よりは少しでも良い環境で生活出来るようにする事を目指すべきではないのか。
復興に向けて、まず被災地に日常生活を取り戻してもらうことが優先課題である。
一方で、
大リーグで活躍している日本人選手や欧州でプレーする日本人サッカー選手などは、
自身がプレーすることで被災者を勇気付けられたらと頑張っている。
それを見るチームメイトも一緒になって、日本を、被災者を気遣ってくれている。
同じく気遣ってくれている選手がここにもいる。
F1ドライバー『ジェンソン・バトン』がそうだ。

F1ドライバーには親日家が多い。
過去にはあの『アイルトン・セナ』がいたし、
元フェラーリ・ドライバーのジャン・アレジは、国民的美少女(だった?)『後藤久美子』と結婚している。
このジェンソン・バトンもモデルの道端ジェシカと交際中である。
そんなジェンソン・バトンが震災後、ヘルメットに『頑張ろう日本』の文字を入れて走っている。
さらにそのヘルメットを、今週末のモナコGP決勝では『日の丸』をイメージしたものを着用するという。
本人は『自分には日本との多くのつながりがある。今は特別な時だから』と説明している。
※注:2006年ハンガリーGPで、純正HONDA Racing F1 TeamでF1キャリアにおいて初優勝をあげている。
加えて、HONDAチームにとっても第3期F1参戦での初優勝でもある。
震災後は日本を2度訪れたという事で、
『被災者を思っている人々がたくさんいるということを示したい』と話した。
※写真右側~カタカナで『ジェンソン』の文字も

普段は母国イギリスのユニオンジャックをあしらったヘルメットを着用


現地には行けないが、この週末はテレビでジェンソン・バトンを一緒に応援しよう。
『Go Jenson,Go
