
私はどこのスタジオに行っても、ポジションが決まっています。
写真のように、マイクを中心に、右側にモニターとカフボックス(マイクスイッチ)。
左手で原稿を持ちます。
ブースのスペースや各スタジオの配置によって違う場合もありますが、
可能な限り、どこに行っても移動させてもらって仕事しています。
映像に合わせながら、原稿を見、カフを操作する。
紙送りの時はカフを下ろし、素早くページを送ったらまたカフを上げる…
そうしてペーパー・ノイズが入らないように注意を払っています。
※カフの上げ下ろし=マイクスイッチのオン・オフ操作のこと。
※ペーパー・ノイズ=原稿をめくる時に出る、紙が擦れたりする音のこと。
原稿のコーナーをクリップ等で閉じて下さいますが、
私はそれをはずして、1枚ずつバラバラにした状態でめくっています。
ただ原稿を読めば良いのではなく、実はブースの中では様々なことにも注意を払っているのです。