そんな中私は富士登山のリポートを

前回2010年に初めて登ったのと同じルートを選択。
比較的楽だと感じたためだが、実際には何度か登ったことがある人が選択するコースだと知る。
登り口の五合目は綺麗に晴れ渡り、富士山頂もこの通り。

一方地上の方は雲が広がっていた。

登り始めは標高2,400mだが、カロリー補給のために持って行ったお菓子の袋は既にこの通り…

さて登り初めてすぐに六合目に到着。

まだ100mしか登っていない。
さらに進むと、江戸時代(宝永時代)に噴火した宝永火口が見えてくる。
この時の火山灰は江戸の町に5cmほど降ったらしい。
六合目を過ぎると、息苦しさと共にだんだん景色も変わってくる。

途中何度か休憩しながらも、順調に登って行く。



今年は雪が多く、山開き直前にはまだかなりの雪が残っていたらしい。
八合目に残る残雪が、しばし涼しさをもたらしてくれる気がする。

これはそんな風雪にさらされた鳥居の残骸だ。

柱部分には願掛けのコインが挟み込まれていた。
そして九合目を過ぎ…

本日の宿、九合五勺の胸突山荘に到着。

ここから山頂までは30分程だが、翌日に備え仮眠を取るのである。
翌日は午前3時に山小屋を出発し、山頂を目指す。
ここ数年は、山ガールや富士山ブームで登山客も増えているが、
それでも私が登った時期は少ない方だと、ガイドさんは言っていた。
翌日、ヘッドライトの灯りを頼りに山頂へ。

無事到着し、まずは剣が峰を登り3,776mの最高到達点へと向かう。
写真を撮り、慌てて御来光のために観覧スポットに移動する。
なんとか間に合った…

ちょうど御来光の時刻にガスが出始め、乱反射して綺麗には写真に納められなかったが、
逆に幻想的な写真になったのではと、自画自賛してみる。
さあ、ここから下山だ。
分岐点のある八合目までは全員で30分掛けて下り、そこから先は自由下山。

前回は慌てて降りたので膝に随分負担が掛かり、最後は脚に来た。
今回はこのために3ヶ月前からトレーニングをして準備した甲斐もあって、
五合目までは1時間30分で下りてこられた。

翌日、案の定腕と脚に筋肉痛は出たが、前回とは比べものにならない程楽だった。
日頃のトレーニングが必要だと痛感した。
今週はお盆休みを取るが、
来週からはまたいつものようにトレーニングを続け、
健康管理と共に体力作りに励むことにしよう…