かれこれ8年にわたって使用してきたWindowsXPのマシン。
数年前から、使用中に勝手に再起動したり、電源が落ちたりしていた。
その都度ダマしダマし使ってきていたのだが、何度も不具合が出て、いよいよ終わりかと思っていた。
それでもPCの筐体を開けてホコリを取ったり、掃除をする度に生き返ってきたマシン。
そこで付けた名前が『ゾンビPC』
それでしばらくは何事もなく使えていたのだが、6ヶ月~1年程使うとまた同じ症状が出始める。
そしてまた掃除をすると生き返る…、を繰り返してきた。
何度も生き返るからゾンビと名付けたが、
死なないのであれば不死身、つまり『ダイハード』となる訳で、すぐさま名称変更した。(誰に影響する訳でもないのだが…

そして今回新しいOS【Windows 8】が発売されたのを機に、OSの入れ替えに初挑戦したのである。

これまで新OSが発売される度に、バージョンアップは相性が悪いと散々な結果になっていたようである。
しかし私に関して言うならば、いま以上に悪い結果にはならないと判断し導入を決断した。
最悪の場合はこれまでのXPに再セットアップするだけの話であるから、ダメ元・怖い物なしの状態だ。
更に後押ししたのは、通常数万円するOSなのだが、キャンペーン価格の6,000円程で手に入る(来年1月31日まで)のも魅力だった。
さていよいよWin8のインストールだが、どんなマシンにも適用されるのかというとそうではない。
ある程度のスペックは必要だ。
OSはXP/Vista/7、CPUは1GHz以上、メモリーは32ビット版・1GHz以上/64ビット版2GHz以上、
HDDの空き容量もそれぞれ16GB以上/20GB以上となっている。
幸い私のマシンはその要件を全て満たしているので、問題はなかった。
まずパッケージを開けると32ビット版/64ビット版の2枚のインストールディスクが入っている。

※自分のPCがどちらなのか分からなければ、32ビット版をセットすれば良い。64ビット版ならばちゃんと案内が出る。
ではインストール開始。まずこれまで通りPCを起動させる。

続いてディスクをセットするとインストール準備が始まる。


あとは画面に従って準備を進める。




ここまで来れば、もう一息。あとはひたすら待つのみ…

インストール開始から約40分。一通りインストールすると自動的に再起動する。
再起動画面は、見慣れたXP画面から8の画面に変わっている


さああとは8の各設定をして行くのみである。

その間、操作に慣れるための練習画面が出て来る。

ひとしきり練習したら、遂に…
無事インストール完了


インストール開始から約1時間。
遂に旧型から新型PCへの復活が成し遂げられたのである。
さて気になる操作感やソフトの互換性等々だが、
モニターがタッチパネルだと更に快適なのだろうが、慣れればマウス操作だけでもかなり快適である。
何より、起動とシャットダウンが格段に速くなっている。
あとはスマートフォンのようにアイコンで起動するソフトもあれば、これまで通りデスクトップで操作するソフトなど、
自分なりにカスタマイズすれば、かなり快適になること間違いなし


互換性に関しては…
基本的にはXPのソフトは作動しない。
7で作動するものに関してはほぼ大丈夫なのだが、
たとえ7で作動していても、必ず8で作動するとも限らない。
Win8対応のアップデータなどを導入するなどしなければならない。
圧倒的ユーザー数のあるソフトであれば、既に各メーカーで対応しているが、
そうでないものについてはしばらく待たなければならないであろう。
いずれにせよ、
これまで不安定だったXPマシンが嘘のように安定して作動するWin8に変身して
またまたPCの前に一日中座っていることが増えるであろう、ザ・テツワンなのであった…
