これまで何度もこのブログで伝えてきたことだが、やはりこの事に触れない訳にはいかない。
JR福知山線脱線事故から、今日で丸14年が経つ。
10時スタートの仕事のある日は、いつも事故を起こした列車に乗っていた。
その日はたまたまスタートが1時間遅れたので難を逃れたまでだ。
事故の詳細については省くが、
まさに当事者の方の記事があるので参考にしてもらいたい。
2005年4月25日 福知山線5418M 、「1両目の真実」
あの日、もしいつも通りのスタート時間だったら…
あの日、もし別の仕事が決まっていたら…
いくつもの条件がほんの少しずつズレていたお陰で、
今私はこのブログを書くことが出来ている。
事故後、実際に乗り合わせていたという人にも出会ったが、
一様に口を揃えて言うのは、『なぜ私が助かったのか』という自責の念。
少なからず私にもその様な気持ちもあるが、やはり当事者の言葉とは重みが違う。
あの事故以来、JRは安全運行を重視しているが、
過剰反応を見せていると感じることも無きにしも非ず。
どのようにすれば事故がなくなるのか、なくすことが出来るのかを考える上で、
この悲惨な事故を忘れてはいけないのである。
事故で亡くなった方々すべてに、合掌。