新年のスタートは挨拶回り、という人がほとんどだろう。
私も例外なく、回れる所には顔を出すようにしている。
そんな中、時間が空いたので献血をした。
献血なんて数十年ぶりではないだろうか?
献血カードも、二つ折りの紙製のものから磁気カードに変わっているし、
登録証なども、個人情報に配慮し問診を行なっている。
その後約束の時間までさらに時間があったので、映画を観ることにした。(単にヒマなだけか


『24』でおなじみ、キーファー・サザーランド主演の【MIRRORS】だ。
昨年から観たかった映画の一つで、スリラーというかホラーというか、
いずれにしろ怖い映画であることは確かだ。
現実の世界と鏡の中の世界を描いているが、
時々出て来る「スプラッター」まがいの描写にドキッとなる。
隣の人もビクッと体が動く。
すると私の体にも変化が…
お腹が何やら怪しいのである。
それまでは何ともなかったが、急にグルグル、ゴロゴロ、不穏な動きをする。
まだ始まって1時間と経っていない。
さぁ、どうする?
と考えているうちにも映画は進んでいく。
何とか集中してラストまで見終え、トイレに行き鏡を見ると、
暖房だけではない汗が額に…
(しかし鏡の中の私は汗をかいていない…という映画)
“献血のあとは、激しい運動はお控え下さい”
と献血パンフレットの注意書きにあった。
心拍数が上がっていたのである。
それほど怖い映画だったのか、
はたまた、単なる運動不足なのか。
少なくとも、献血のあとに観る映画ではなかった…
